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2006年 05月 21日
メニエルは不治の病?
メニエール病は、難病情報センター によると、
「症例数が少なく、原因不明で治療方法も未確立であり、かつ、生活面で長期にわたる支障がある特定疾患」のひとつです。
現在121疾患を対象に「研究班を設置し、原因の究明、治療方法の確立に向けた研究事業」が行われています。

上記サイトの  メニエール病の説明の最後には
「メニエール病は内耳の病気なので、生命に危険をおよぼすようなことはありません。病気が完成しないうちに、早期の診断と治療を始めることによってメニエール病の進行をくい止め、または治癒させることができます。しかし、病気が完成してしまい、めまいと難聴の悪化と軽快を繰り返しているうちに、身体の平衡の乱れや難聴が進行し不可逆性になってしまいます。」
とあります。

「病気が完成しないうち」?
「身体の平衡の乱れや難聴が進行し不可逆性」?
はて?さて自分はどうかな?

私は、耳鳴りは最初から止まることがありませんでした。
聴力も平常値にはもどらなかったようです。(この頃はグラフをあまり見せてもらってないので)
では、不可逆性?(・_・?)

ここで、平成17年度の前庭機能異常に関する調査研究の研究報告書におもしろい統計がありました。

内リンパ水腫 174名に占める不可逆病変と両側病変の割合(%)

不可逆性 1年以内・・・・・・5%ぐらい
       3年以内・・・・・・38%ぐらい
       10年以内・・・・・48%ぐらい
       10年<・・・・・・69%ぐらい

両側性   1年以内・・・・・・5%ぐらい
       3年以内・・・・・・20%ぐらい
       10年以内・・・・・20%ぐらい
       10年<・・・・・・39%ぐらい

こうして見ると、完治という点でいくと、できるだけ1年以内にしっかり治す事が大事のようですね。
私の場合は「不可逆性」は最初の5%に入ってしまったようです。「両側性」は10年目ぐらいでした。

久保田利伸Concert Tour・一部公演中止・変更のお知らせ  ( 2006/5/15 )にも
「・・・の公演後、翌明朝より体調が悪くなり、病院にて診察を受けましたところ「メニエール病」と診断されました。めまいや耳鳴りなどの症状が強く、・・・・・命に関わる病ではありませんが、何よりも初期段階の治療が大事な病気で、2週間の安静と、現行スケジュールの緩和を命じられました。 」とあります。

メニエールになってしまったら、不安で不安でたまらない事も多いでしょうけれど
メニエルの治療法全般と問題点
1.生活習慣改善(ストレス対策、食事療法)とすべての段階で適応されるという「リハビリ」を徹底的にやってみてください。お医者さんに「何かしてもらう」ばかりでなく、いえ、それよりも自分で自分の病気の事をよく勉強してよく理解し、「自分がなんとかしてやろう」という気持ちも大切です。
でも、もし、自分が病気が完成しちゃったかな~という時も悲観しないでくださいね。
だいじょうぶ、だいじょうぶ 、上手につきあっていきましょう(^^)v

【参考文献】=====================================
厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業
前庭機能異常に関する調査研究 平成17年度 総括・分担研究報告書
Ⅳ.研究報告
17.メニエール病診断基準の見直し
(高橋正紘、小田桐恭子、和田涼子、佐藤梨里子)(東海大学耳鼻咽喉科)
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by osha-p | 2006-05-21 22:52 | 耳鳴り・難聴