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2007年 01月 14日
1/11「舌診」のコメレス
1/11「舌診」のコメレス_b0022379_22212433.jpg舌診のコメレスです。
>片耳の機能低下→健側の内耳機能低下→内耳機能左右差が小さく、もしくはなくなる。
最初の患側の機能低下(患側の機能低下がメニエルの発作によるものにせよ、ゲンタマイシンや前庭神経切断術や内耳破壊などの治療によるものにせよ)は器質的低下が要因で、機能が悪い状態がずっと続く事が条件かな?と思いますが、2番目の「健側の内耳機能低下」は器質的ではなく、機能的にだけ・・・という事だと思うんですね。
(右のイラストで、右の「ゆんこちゃん」は左のように小さくならないで、中心に移動するだけ。)
両方器質的にかなりの低下だとジャンブリング症状でしばらく悩まされそうですが、そうではなかったですよね?

確かに、私の状態から思うと、ゲンタマイシンなどの治療で片側の内耳機能の低下の治療はよさそうですが、人によってはフラフラが残ったりするそうなので、ある機能はできるならば残しておいた方がよさそうなのと、将来両耳となる可能性も考えるとできるだけ保存的治療で安定した方がいいですよね。

保存的治療でうまくいかない時には、片側の内耳の機能が低下して「脳がめまいに慣れて」安定する事は、メニエルの治療のひとつとして、ゲンタマイシンの鼓室内投与や前庭神経切断術のめざすところでもあると思うので、現状では、「健側の内耳機能低下」が、その事を要因に「健側の内耳の器質的低下」となって両側化してしまう事はないと思うのですが・・・・・
そのあたりは今後の研究に期待しましょうか(^^)/

私的には狭義の「メニエルのめまい発作」とは、「ライスネル膜の破壊」で、内リンパ液と外リンパ液が混ざり合って異常な刺激がある事が器質的な変化をもたらすのかな?と思うのですが・・・
(だから、一般によく言われるフワフワ感とかとかは、めまいの起きる仕組みがライスネル膜の破壊の時とは違って、対策はおおざっぱに言えば似ていても、細かく言えば別々に考えてもいいのではないかと思うのですが?どうでしょう?・・・自分にフワフワ感とかは多くはなかったので・・・(^^;;)
これもいろいろな考え方があるのでしょうね~
このあたりも今後の研究に期待したいですよね(^^)/

みなさんへ・・・参考→いい方の耳はどうなるの?

メインHPメニエルさんたちのおしゃべりパーティー

by osha-p | 2007-01-14 22:18 | その他耳関連


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