2004年 11月 11日
心と体はいつも密接
日本経済新聞の夕刊の毎週火曜日に「こころの健康学」という慶応大学保健管理センター教授の大野裕先生のメンタルな内容のコラムがあります。

(2004.11.9)の記事は、
『めまいを体験している人がすべて精神的な悩みを抱えているわけではないが、めまいと同時に不安やうつなどの精神症状を体験している人は多い。精神症状の一部としてめまいが出てきていることもあるし、めまいのために不安になったり落込んだりする事もある。心と体はいつも密接に関係している』ので耳鼻科でも心に目を向けて治療していこうという事でめまいを専門としている耳鼻科の医師たちが、精神科の医師を招いて勉強会を開いたとの事でした。

昔から「病は気から」と言います。
そしてメニエルは繊細な人がなりやすい傾向があるため
「気」の影響を受けやすいようです。
という事を配慮して、内容によってはお医者さんは直球ストレートでボールを投げ返してはくれないものだ、とある時気がつきました。
ある一つの事実に対して、ある医者はカーブ、ある医者はフォークボール。
ストライクならまだよくて、ストライクゾーンをはずすボールばっかりかもしれないし。。。
でも、ストレートだと内容によっては人によっては不安感を感じるばかりでかえって悪循環になってしまうのでストレート、ストライクじゃない方がいい場合も多いわけです。

私は、あるめまい専門医に、ある質問に対して
「病は気からというから気にしないように」
と言われました。
確かに「心と体は密接に関係している」ので不安感を与えるという精神的マイナス要因により症状が悪化しないようにという事が十分考慮されてお医者さんとしての姿勢としては正しいのかもしれません。
私自身はことさら不安がって、「気」にしすぎていたわけではありませんが、
その時の質問の危惧は今は結局的中しています。
できれば、私はドまん中ストレートできてほしかったな〜。
たとえマイナスな内容であっても。。。

望むならば、お医者さんには、この患者さんにはカーブ、この患者さんにはフォークボールなどと投げわけてくれる名ピッチャーになってほしいのですが、今の3分診療では患者の性格まで見抜く事は無理でしょうか?
上記のような勉強会によって、患者の個性に応じた診察、医者と患者の歯車があってお互いに信頼関係が築けるような診察になっていくといいですね。
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by osha-p | 2004-11-11 21:20 | メンタル


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